至らせたい、僕の若気。
昨日と今日のこと
土曜日は毎週頑張れベルリッツ。
今週はイスラエル人の太った女性が講師だった。先週はアメリカ人講師だったんだけど、やっぱりアメリカ人の方が聞き取りやすいような気がしないでも無い。ネイティブ/非ネイティブの差なのか、単純に個人のスキルの差なのかは判らないけれど、アメリカ人の方は、おすすめの録音アプリを教えてくれたりと色々親切だったな。
夜は代々木公園の裏にあるOstuというイタリアンに家族で行きました。何から何までおいしかったのでまた行きたい。阿佐ヶ谷に住みたいという気持ちは捨てきれないけれど、あの辺に住むのも憧れますな。公園の真横&渋谷まで徒歩圏内というのは相当おいしい。
日付変わりまして日曜日
ジムで筋トレ&水泳。旅行やらなんやらで丸2週間いけておりませんでした。やっぱりプラス4000円払って平日もいけるようにするべきだろうか。仕事が早く終わりさえすれば問題無いのだけれどもな。迷いどころであります。
その後、秀平、飯島と渋谷で落ち合って楽器屋やら眼鏡屋やらを物色し、wonkとDC/PRGの対バンを観に六本木EX THEATERに。ライブ前に時間が余った&お腹が減ったので、ヒルズの麓にあるマックに初めて入ったのだけれど、なんとまあ驚きの広さでした。六本木から帰るときは基本的に乃木坂まで歩くので、必ずと言って良いほど目にしている筈なのだけれど、なんでいままで入ったことが無かったのだろうか。
ライブはばっちりかっこよかった。菊池成孔関連のライブは基本的にオバサンが多く、今回みたいなキレイなホールとかだと違和感無いのだけれども、UNITとかWWWとかだと絶妙にアンバランスなのでおもしろいです。彼女達も昔はディスコに通っていたのだろうか。それとも、中年になってからの新しい楽しみなのだろうか。どちらにせよ、とても楽しそうなので素晴らしいと思います。
自分が40とか50になった時、うんちく垂れまくりの糞サブカルじじいになってしまわないか、ということを恐れているのだけれど、その時になってから自分で気づくことはおそらく不可能なので、誰か指摘し続けてくれる人を近くに置いておく必要があるかも知れない。やはり結婚するべきなのだろうかな。結婚したくない、という訳じゃ無いけれどイマイチ実感がわかないというか、自分ゴト化できませんな。まあ彼女もいないので、当然ちゃ当然なのだけれども。あるいはなんかの弾み(なにとは言わないけれども)で、デキちゃえば自然と気持ちもそっちの方へ向いていくのだろうか。
こんなことばかり考えていると、いつの間にかおじさんになっているのだろうな。どこにも至ることの無い僕の若気はいったいどうなってしまうのだろうか。どこかに至らせてあげたい、ぼくの若気。、、
番外編
Frank Oceanが2月14日=バレンタインにリリースしたMoon Riverのカバーを聴き続けた一週間だった。ギターとベースが小節の頭にじゃらーんと鳴るだけのシンプルなバックトラックの上に、ピッチをいじったりエフェクトをかけたボーカルを何重にものせていくだけのシンプルな作りなんだけど、もうたまらんのですな。
騙されたと思って聴いてほしいです。
Moon River と言えば、こっちのカバー(というかピアノソロの演奏)も大好きなので聴いてほしいです。2015年(たぶん)に作られた『Cu-Bop』という、キューバからアメリカへ亡命しNYで活動するジャズミュージシャンと、キューバに残って活動するミュージシャンにフォーカスしたドキュメンタリー映画の一幕です。
ロランド・ルナというキューバで活動するピアニストが、自宅に置いてあるチューニングがずれたままのピアノで、まるで魔法のように軽やかに、しかも即興で弾きあげてしまうのです。これだけ弾けたら楽しいだろうな。
Documentary Movie『Cu-Bop』trailer 01
記事のフォーマットが安定しません。
ハッキリ言わせて貰う。
この3連休は、ハッキリ言って楽しかった。(言わせて貰ったぞ)
1月11日(土)
ついについについに、ベルリッツ 下北沢校に通い始めたのである。毎週土曜日の11:30〜13:00は英語のお勉強だ。ちなみにいえば、内容はエクストリームリー低め。ベリーイージーだが、普通に話そうとすると言葉がなかなか出てこないよね。
いつも使ってない部分の脳みそを稼働させるのは、とても気持ちがよい。
そのあとは秀平、鈴木とスタジオでグダグダしてからグダグダと飲みに行く。
一ヶ月以上ドラムに触ってなかった上に、お気に入りのスティックが見つからなかったが(本当はなんでもよかったけど)、思ったより叩けた。
ドラムに限っては一ヶ月程度のインターバルを挟むと、少しだけ上手くなるような気がする。細かい挙動はともかく、リズムの捉え方やら手足の独立やら、なんとなく上手くいくのだ。不思議でありますな。
もしくは、「思ったより上手くいった」と「前より上手くなった」を勘違いしてる可能性もあるんだよな。というか多分こっち。鍛錬あるのみであります。
1月12日(日)、13日(月)
赤井大祐の2018年上半期の中でも、随一のトピックスとの呼び声高い「金沢旅行in金沢」に行ってきた。
ここしばらく旅行といえばだいたいひとりで敢行(観光)してきたので、3割マシマシで楽しかったです。
のどぐろ飯を食べて(炙ったのどぐろ)21世紀美術館と兼六園行って美味しい居酒屋に行って(のどぐろの焼きもの)寿司を食べに行って(のどぐろの握り)部屋でトランプして翌日海鮮丼食べて(のどぐろの刺身)茶屋街に行って、とスーパースタンダードな内容だった(というかこれ以上の楽しみ方がわからなかった) けれど、大満足でございました。
特に、1日目の夜に入った居酒屋は感動的で、おしゃれかつ落ち着く店内で川沿いなので眺めも良く、出てくるご飯はことごとくおいしい。店員さんも最高に気持ちの良い接客ぶりで(あとかわいい)おまけに店を出た後は、大漁旗を振りながら見送ってくれるのだ。慎ましくもささやかな僕の人生において、全力で大漁旗を振って貰う機会は2度とないのではないかと思う。金沢に行く機会があれば、何を置いても絶対に再訪したいな。
ちなみに食べログ評価は3.07
食べログがいかに当てにならないメディアであるか再確認。
唯一惜しむべきは旅館だけかもしれない。名前も外観も完全に旅館なのだけれど、外国人観光客が眠るためだけに利用する宿へと既に舵を切っていた。まあ細かいことは言わないけれど、トランプやら楽しめたので問題は無し。
19時頃東京に戻ってきてから、飯島、鈴木、秀平、トムさんと新宿へ飲みに。
さすがに疲れたなと思いながらも、ここでへばってはいけないと謎のプライドを発揮することによってそこそこに楽しむ。ちなみに言えばその日の金沢では旅館でぐっすり8時間睡眠をキメ、沢山ご飯も食べてゆっくりお茶してビール飲んでとかなりゆったりとしていた。にもかかわらず驚きの疲労感なので、吹雪と新幹線により長距離移動が体に対して如何に負担をかけるか、ということを実感。
雪は大好きだけれど、毎日吹雪いていたらさすがに気が滅入ると思う。
雪国の人は大変だ。
優良ドライバー 赤井大祐の悩み
土曜日
運転免許の更新をしようと思い調べて見ると、どうやら土曜日の更新はあらゆる会場において一切受け付けていないということが判明。免許取得から5年を経てほどほどに運転しつつも、優良ドライバーの評価をゴールド免許とともに大股で受けとりに出向こうと思ったのに、とても残念である。なぜ日曜でなく土曜だけなのだろう。
仕方ないのですこし時間を潰したのち、『大人は判ってくれない』を見に初めての早稲田松竹へ。映画好きが必ず通うという場所だが、劇場自体にはいたって普通のミニシアターだった。前の回を見終えた客の中に、秀平とひかりんがいたので声をかけたら、少しだけびっくりしたような、だけどあらかじめ答えを分かっているような口ぶりで「一人?」と聞かれ、少しだけ笑われたのだった。
ひかりんは、卒業以来の再会にも関わらず僕のことは殆ど見ることなく、しかし僕に対して映画の落ちを話したいがネタバレになってしまうから駄目だ!といつものテンションで嬉しそうにしていた。それを見て、(ひかりん髪の毛めっちゃ伸びたな)とか考えながら、僕も少しだけ嬉くなっていた。
劇場を出た後、修理に出すために持って来ていたベースを見て貰うために、大久保の石橋楽器だかクロサワ楽器だかへ。(どっちだか忘れてしまったけれど、やっぱりどっちでも良かった。)見て貰うと「ほんとにただアースがつながっていないだけで、ただ当店ですとどうしても配線作業扱いになってしまうので、、、3240円かかってしまうのですが、、」と申し訳なさそうに、しかしこの程度で店にくるなんてバカなのか、といった表情をされてしまった。
とはいえ、はるばる担いで来てしまった手前、「じゃあ自宅で頑張って見ます!」と元気いっぱい断る気にもなれず、結局その場で修理をしてもらった。
ベースを完璧に修復されており、自分でやったらここまでキレイはなおらなかっただろう、と一応自分に言い聞かせ事なきを得る。モノを知らないとその分金銭が発生するという、当たり前の社会の仕組みを改めて実感。(というかモノを知っていると、それだけでお金が生まれることがある。)勉強は大事ですな。
日曜日
今日こそ免許の更新を!と思っていたが、予定が前倒しになったため、延期。
迫るリミット。更新が遅れてしまったら、やはり優良ドライバー返上なのだろうか。約束を守れない奴は不良か。そうか。非常に悩ましい。
午後からは日記にたびたび登場する、「アプリで出会った女の子」と『谷川俊太郎展』へ。
アプリを介して出会ってしまった、という若干の後ろめたさは殆ど消えたなと気づく。思ってたよりも、出会い方というのは重要では無いのかも知れない。付き合って見ると、なにかとんでもないことに気がついてしまうのだろうか?
展示はまあ、なかなかステキでした。
一つ目の部屋にあった展示が、音楽:Cornelius、映像:中村勇吾、詩:谷川俊太郎という間違いない、というか間違いようが無い布陣によるインスタレーションだった。部屋を囲むように設置された20〜30機のスピーカーから谷川本人による詩の朗読や、断片的な単語が時計周りだったりランダムだったり、色んな方向から次々と流れ、各スピーカーの上に同じ数だけ設置されたモニターから、音に合わせてめまぐるしく明滅する文字と多彩な光が次々と現れては消えていった。ずーっとあの部屋にいる部屋担当兼警備的な役割の施設のお姉さんは疲れないのだろうか。
せっかくなので、僕の好きな谷川俊太郎の詩を載せてみます。ブログに詩を引用してしまうとさすがにちょっと恥ずかしすぎるので、あくまで紹介。
時 <谷川俊太郎>
あなたは二匹の
うずくまる猫を憶えていて
私はすり減った石の
階段を憶えている
もう決して戻ってこないという
その事でその日は永遠へ近づき
それが私たちを傷つける
夢よりももっととらえ難い一日
その日と同じように今日
雲が動き陽がかげる
どんなに愛しても
足りなかった
すごいぞ!アメリカ人。
ちょっと政治臭のするタイトルだけど、政治には全く触れていない。
どころか、他の事柄に触れている訳でも無く、ひらひらと全てを躱しながら結局どこにも着かないのであった。
今週と言えば、部屋の模様替えをしたことと、ジムでしこたま泳いだあとに「けもの」のライブを見に行ったこと意外、殆ど記憶に無い。
あとは、ベースのアース取りがうまく行っていない&適当に配線したら悪化したので、ちょっと真面目に調べて直さないとどうにもいかんな、というぐらいか。
これは今さっき、1時過ぎに始まった格闘であったが、何年ぶりかにハンダを溶かした快感だけで満足してしまいおおかたが無駄な時間であった。
中学生の時もっと熱心に技術の授業を受けていたら、少しは違ったのだろうか。
あした、また格闘します。
最近は友達に勧められ、フランス映画ばっかり見ている。
トリュフォー、ジャック・ドゥミ、ミシェル・ゴンドリーそれぞれ3本ずつ見た。
あと、「愛と哀しみのボレロ」という壮大な悲しい映画を見た。
所謂名作どころしか当たっていないので、当然と言えば当然だが、どれもそれなりにおもしろかった。けれど、一番おもしろかったのは「エターナルサンシャイン」かも。
監督はフランス人だが、この中で唯一のアメリカ映画でした。
やっぱりアメリカ人はすごいぞ。