When will the Timer ringing?

 

猛暑である。
なんだか日本らしい、イヤらしい暑さだ。日本人のねちっこさはこの夏の湿度のせいなんじゃなかろうか。しかしコレばっかりはどうしようもない訳でして、長期的な出国も本気で視野に入れていきたい。じゃあそのための何が必要かと言いますと、やっぱりお金と語学力でしょうか。あと度胸?

 

小学生の時、ホームページビルダーみたいなソフト(だったのだろうか)を使って、ドラゴンボールのサイトを作ったことをよく思い出す。「ドラゴンボールのサイト」とはなにかと言いますと、ネットで拾ってきた悟空やベジータの画像に名前とキャプションを書いた「キャラクター紹介のページ」や、掲示板を作ったりキリ番をつけたり、左右に流れ続ける「ようこそ(虹色)」みたいなやつを置いたり、なんというか暇な小学生がやりそうなあれでして。確かWEBへの公開の方法がわからずにそのまま放置してしまってたのだけれど、公開される必要なんて1ミリもないようなページだったので、とくに後悔などはなかったな。

 

俺の好きなものはこんなに良いのでみんなも知ってくれ!頼む!!みたいな欲求が昔から強かったのだと思う。今だってTwitterとか、このブログに好きな音楽を載せたりしてるし、やってることが小学校から変わっていない。やっぱりそういう仕事が向いている気もしてくる。
とはいえ、「幼少期の原体験」みたいなのってかなり強力だから怖いとも思っている。ある意味トラウマみたいたいなものと言いますか。無意識下に存在する意思や反応に制御されてしまう感じ。小さい頃の意思こそ自分の「本当のキモチ☆」 的な言説をわりと見かけるので、行動の根拠を無垢な過去にゆだねることによって、意思決定の責任を転嫁して楽しようとしてるんじゃないの!??!?と考えてしまう。でも、そっちの方が楽だし、いっくら考えてても埒があかないこともあるので、過去の自分に責任を押しつけちゃうのも全然アリだとも思う。


土曜日は…なんだろうか。エアコンの掃除をしました。薬局に売ってるスプレーのやつですね。そういえば、近所のサンドラッグのコンドーム売り場(というかそういうアイテム売り場)が妙に充実していてとても不思議だった。コンドームだけで15種類は置いてたし、ローションも3種類くらいあったり、怪しい精力剤みたいなものまで置いていたり。住宅街の薬局にその品揃えは必要なのだろうか。まさか店長の趣味じゃないとは思うけれど、ターゲットがわからない。
あとは…あんまり思い出せない。新型のmacbook proの購入ページでスペックを組んでみては、消去。みたいなことを3回くらいやった気がする。今のPCが使えなくなった訳ではないけれど、3年以上は使ってるしメモリ的にかなり厳しいところがあるのでそろそろ買い換えたいです。

 

日曜日は下北でピザを食べ、カフェでカフェラテを飲み、ジムで筋トレと水泳。以上。

一緒にピザを食べた子が、アメリカのポートランドに留学したことがあったらしく、その時に吸った大麻(向こうだと合法)の話を聞いてしまい、正直かなり興味がわいてしまった。端的に吸ってみたい、と思っている。(さすがに日本で吸う度胸というか、無謀さはないけれど。)


二回も吸えばアルコールでハイになった時と同じような感じになるらしく、寝ると次の日には抜けているらしい。なので一本丸々自分で吸うのではなく、みんなでたき火を囲いながら回し吸いをして、全員で良い気分になるみたいな、大変ハッピーなアレのようです。

ただ、一つ思うのは、アメリカの大自然の中、たき火を囲んでギターをつま弾いて、それに誰かが歌い出して、、みたいなシチュエーションにメチャクチャ合うことは容易に想像つくのだけれど、この窮屈で蒸し暑い日本で吸うこともないかなと思ったりもする。(だからといって規制に賛成!(とか反対)とかそういう話につなげたくはないのだけれど)

多分その土地や文化に合った嗜好品は存在すると思うのです。そしておそらく大麻と日本の相性はあんまり良くないのじゃないかろうか。路上で飲むアルコール度数15%のチューハイくらいで良い気もする。(もし国民投票になったら賛成にいれるけど。)規制が緩和されることはあるのだろうか。

 


ASA-CHANG&巡礼 - 告白 (Official Music Video)


最近ASA−CHANGにはまっておりまして、世界と相対したときに日本特有の旨みが出やすいのはこういう種類の、ことばを大切にする音楽なんじゃないかと思ったりもする。しかし日本語による表現なので、殆どの地球人に伝わらないという悲しいジレンマ。いろいろ難しいですな。

 


ASA-CHANG&巡礼 - 影の無いヒト @ 弔いの音を祀る夜

 

(タイトルの英語は勘+ダジャレで最悪ですね。ごめんなさい。)

 

エアーコンディショナー・ラブ

中村佳穂というミュージシャンがいて、彼女のライブがあんまり素晴らしいので、なんだかどうしようもない気分になってしまった。中村佳穂はピアノを弾きながら歌をうたう、所謂シンガーソングライター(最近だとSSWと書かれがち)だ。

さっそく余談だけども、「シンガーソングライター」って、イマイチわかりにくいことばで、例えば「シンガー/ソングライター」とかなら、ああ、あの人は歌うし曲も書くのか、となるが、シンガーソングライターは切れ目が無い。発音的に言えば「シンガーソング・ライター」でシンガーソングを書く人、みたいになるよね。まあ完全に浸透していることばなので、今更どっちでもいいんだけど。


とにかく彼女は歌いながらピアノを弾く。それもとんでもないレベルで。「降参だ!助けてくれ!」と膝とつむじを地面につけて命乞いをしたい。(と、大げさに書きたくなるくらいスゴイ。)

じゃあ、歌とピアノがだれよりもうまいのかといえば、そんなことはない。彼女より歌が巧いシンガーは(そんなに多くはないと思うが)いるし、彼女より上手に弾くピアニストもたくさんいると思う。けれど、彼女の場合はふたつをものすごい次元で両立した上で、完全に自分のものとして即興でミックスをする。

やっぱり楽器の上手なシンガーは他のミュージシャンと比べ、表現の幅が明らかに違うように見えます。

youtubeにいくつか動画が落ちているので、(上がっている、とも言うよね!!!)とりあえず観てほしいです。歌と演奏技術はもちろん、ライブの盛り上げ方、コンセプト、お客さんの姿、一緒に演奏するミュージシャンと、どこを切り取っても「サイコー!!」としか思えない。


個人的に2018年現在の日本人ミュージシャンの中で一番ヤバイ奴だと思ってます。

 


Kaho Nakamura SING US - Wasureppoi Tenshi / Sono Inochi [live ver]


もうドリカムもゆずも(以下割愛
お客さんには何日か前に一緒に歌って欲しい歌詞とかメロを送って予習してもらっているらしい。適当に煽ったり半ば無理矢理歌わせて微妙な雰囲気になるよりずっと良いと思う。というかお客さんもガッツリ参加できて、めちゃくちゃ楽しいと思うし。ちゃんと2018年のミュージシャンて感じでもう最高。

 


sing us 中村佳穂Band set


こっちの動画をみてもらうと、彼女のアドリブパワーが爆裂しているのがよくわかるかと思います。全体の7割くらいはアドリブなんじゃなかろか。さいこ〜

 

 

土曜日は英語に行ったあとそのまま渋谷へ行きmidi キーボを買う。そして一度家に戻ってから自転車で近所の市民プール(温水)へ。土曜日のジムはキッズスクールのせいでほとんど使えないのです。思ったよりも市民プール然とした雰囲気で、ラッシュガードを着たお父さんが意外と多く、その子どは達も必ずと言っていいほどラッシュガードを着せられていたり、ものすごい美人でセクシーな東欧美女がものすごいセクシーに泳いでいたり文字通りの混沌で楽しかった。

なにより、帰り道の夕方の空気や団地の影、公園の木々がとてもやさしい夏の装いで、すっかり嬉しくなってしまった。
エアコンから離れられない昼間とのギャップもあり、あんまり気分が良いもんだからTwitterで飲みたいなー!みたいなみっともないアピールをしていたら飯島が誘ってくれたので渋谷へ。飯島、あつしさん、雨森、今枝と少し飲んだ後、ちょっとちゃらめなクラブにて飯島和馬、クラブデビューを飾る。

 

日曜日は夕方から原宿のThink of Thingsで〈若柳宮音筆会〉という、若林恵、柳樂光隆、宮田文久の、3人のライターの座談会へ。ほんとうは原液のライターみたいな人たちが勉強できるみたいな会なのだけど、普通に話が面白いのでたまに行ってみたりしている。今回は「文字起こし」専門の職業のかたがゲストで来ておりました。そんな職業あるんかいなというびっくりと、やっぱり職業として成立しているだけあってザ・職人芸!って感じでおもしろかった。Aiによる書き起こしでは、しばらくはたどり着けない境地をみました。
その後、クラックラックスのレコ発@新宿MARZへ。対バンは中村佳穂バンド。(↑冒頭へ戻る)クラクラもめちゃ良かったっす。
ライブハウスのエアコンが壊れており、真下にいた僕含む何人かで転換のタイミングでティッシュなどを使い水漏れ対策作業をすることに。そこで仲良くなった女の子とライブ後に飲みに行く。同じレベルでキリンジ塊魂のサントラの話ができて楽しかった。終電頃解散。

 

月曜日こと海の日は雨森にプログラミングを教えて貰う一日でした。言語はRubyです。エンジニアを目指している訳じゃないけれど、前にevalaのトークショーに行った時に、池上高志という人工生命(人工知能じゃないよ!生命!)の研究者の人(超頭良くて超おもしろい)が、これから起こりうる〈技術的に面白いこと〉、たとえばそれが芸術だろうとなんだろと、そういったものをキャッチするにはプログラミングへの理解がないと話にならん(要は何が起こっているのか、わからないのでつまらない)ぞ!!すぐやれ!!!!みたいに良い感じの発破をかけるもんだから、「やる〜!!」てな流れです。相変わらずの影響されやすさだけど、まあよしとしましょう。


渋谷のノマドカフェで5時間ほど雨森からレクチャーを受けながら作業。コンピューターは小さい頃からそこそこ好きなので(このそこそこ具合がまあ残念)、ようやくその内部へと入っていく感じでとても楽しいです。わかりやすく色々教えてくれて大変ありがたし。17時頃帰宅し、メルカリで売れたチェキをコンビニ出しにいったあと、ジムのプールで45分くらい泳ぐ。

 

まれにみるよい3連休でした。

 

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いまの欲望。

日本以外の国に住むのもありかもしれない、と最近よく考える。


外国に対する憧れはぼんやりと持っていたが、今の生活を失ってしまうことに対する恐怖心の方が強かった。今の環境から一度でも抜け出してしまうと 、居心地の良かった《自分の場所》が失われ、元に戻すことは二度とできないと考えていた。非常に臆病で保守的で発展性の無い考え方だなと、自分でも心底嫌になるけれど、どうやら多少は改善してきたらしい。
多分、日本以外の国と密接に関わりを持つ《非常に魅力的》な人を観る機会が増えたことが原因だと思う。「改善してきた」と書いたけれど、これはおそらく「改善」ではない。単に、より魅力的なものを見つけたから、「やっぱりそっちの方が良さそうだな」と目移りしているだけだろう。「今を生きている」なんて言えば聞こえは良いけれど、あまりにも先のことを考えない(というか考えることができない)のはちょっとどうにかしたいですな。かといって、自分の今の欲望に全く耳を貸さないと全くの無風が続くだけな気もするのでなかなか難しいところです。

 

先に上げた、《非常に魅力的な人》のひとりに、香山哲という人がいる。香山さんはマンガを描いたり、ゲームを作ったりしている人なのだが、彼がWEB上で無料で公開している『心のクウェート』というマンガが最高で、そこから香山さんの世界観にずっぽりとはまってしまった。『心ク』はポーランドやベルリンを2年間ほど旅した旅行記なのだが、どこまでが現実でどこからが空想の世界なのかよくわからないところや、絵柄(特に犬)が最高にカワイイので、超おすすめです。
http://kayamatetsu.com/pagework/w13/


土曜日は朝からまたもや英会話。先生は「ア〜イシ〜ィ」(I see)が口癖のおじさんでした。僕の英語力も多少はまともになって来たような、入学当初から何も変わっていないような。そんな感じです。
その後、『心ク』の単行本を買うために、中野ブロードウェイにある〈タコシェ〉という本屋さんへ。『心ク』はWEBでも無料で全て読むことができるのだけれど、気が向いたら買ってね、というスタンスで紙の本も出しているので迷わず購入。数少ない自分ルール(というか、ぶれてはいけない!と考えるスタンス)の中に、「良いモノにはお金を払う。」という項があるので、CDでもまんがでも映画でも、自分が気に入ったものにはできるだけ良い形、つまりできるだけ作り手に還元されるように、お金を払いたいと思っている。もちろん、タダで見れるんだから良いじゃん、という考えもあるし、実際自分もyoutubeなどを通して大きなな恩恵にあずかっている。だからこそできる範囲でお金を払うことで応援したいと思っていて、この考え方に限っては、「他人に強要したい」とさえ思っている。どうやら自分の中にも過激派がいるらしい。気をつけねば。
その後23時頃からかんの家にCDを返しにいき、音楽を聴いたりOculus goを体験させたりしながら始発までダラつく。 

 

日曜はお昼頃に起床し、またもやアプリで知り合った子と新宿でカレーを食べたりコーヒーを飲んだりする。恐るべきインターネット社会であります。でもやっぱり、会ってしまえばお互い普通の人間なので、なんというか不思議なもので。
その後、飯島、東、一成とスタジオに入り、生まれて初めてフライングVに触る。本当に弾きずらかった。ひとしきりお好み焼きを食べ解散。

 

なんとなく飽きてきたので、今週はyoutubeリンクをのせるのはやめてみたり。大切なのは変化でしょうか。そんなことより夏休みが迫ってきているのだけれど、予定がない。ヤバイ!!!!!!!!!!!

トークトーク

久しぶりに体調を崩したので、水曜日は会社を休んだ。
熱と下痢の2点突破のみで気だるさもあまりなく、ひたすらトイレに籠もらなければいけないという以外は、退屈だが充実した一日だった。
病気にかかると真っ先に期待してしまうのは、「食欲の減退」で、多少の風邪程度であれば「今日はちょっと食欲が無い」みたいな状態には決してなれない。それこそ、消化器官をやってしまわない限りは無限に食事を続けることができるので、今回のようなレアケースは確実にモノにしなければならなかった。
今回調子が悪かったのは水曜、木曜の丸二日間。水曜日は食べ物らしい食べ物は一切とらず、本当に水と薬だけでしのいだ。木曜は罪悪感もあり出社したため、エネルギーを摂らねばとウィダー系のゼリー飲料を朝昼合計で4本飲む。そしてこの2日間で2.5キロ程度の減量に成功し、金曜日には完全に体調が戻り、回復に努めねばと一生懸命ご飯を食べ、今朝体重を量ったら3キロ増えていたというのが今回のオチ。

 


土曜日は英会話のレッスンを受けた後、evalaというアーティストの「See by your ears」というプロジェクト立ち上げのイベントにいった。
トークショーの時、僕の左前に座っていた男の子が、しきりに友達とLINEをしているのが見えたのでしばらく眺めていた。男の子はトーク画面を頻繁に入れ替えながら二人の人間とLINEをしており、そのうちの一人はたまたま僕の知っている人だった。


ところで僕は一ヶ月くらい前に、一ヶ月だけ形式的に付き合った(つまり、告白をしてOKをもらったものの、そこから1ヶ月の間は全くなにもなかった)女の子に振られてしまった。「あなたに対して好意はもっているけれど、恋人に対するそれとは違うってハッキリとわかったの。前に好きだった人から久しぶりにLINEがきて、それがあんまり嬉しくって、気が付いてしまった」とのことだった。


もう気が付いていると思うけれど、僕の左前に座っていた男の子は、僕と一ヶ月だけ形式的に付き合い、昔好きだった人からのLINEによってある明確な気づきを得ることによって、僕のことを振るに至った"その女の子"とLINEをしていた。特徴的なアイコンはこんな時にも役に立つんだなあと少し涙腺が緩んだ。


そういえば彼女と知り合ってすぐのころ、お互いなんて呼べば良いか、というとても楽しい話になり、彼女は「お父さん以外の男に下の名前で呼び捨てにされなければならない理由がわからない!」と少しだけ冗談めかして言っていた。当然僕は名字にさん付けで呼ぶことしか許されず、まあそういう考えの子もいるよな、くらいに思いそれを楽しんだ。


僕の左前に座る彼のトーク画面の中には、僕が使用することを許されなかった3文字の平仮名が確かにあった。そして登録ユーザー名(自分で自由に変えられるやつ)にいたっては、最後の一文字が違う文字になっていた。つまりすこしだけぼかしながら言うと、○○りで終わる名前が、○○ち、と登録されていた。もう言っちゃえば、さゆりではなく、さゆち、と。もちろんこれが本名でないことはすぐにわかった。彼は僕が使えなかった、いや使おうと想像もしなかった1文字を加えた4文字の平仮名を自由自在に扱い、あろうことか全く関係無いトークショーの観覧席で全て理解しきった上で僕に見せつけているかのようだった。

 

まあ、その男が「昔好きだった人」である確証が有るわけではないし、そもそもそのLINEをきっかけに付き合ったのかどうかも知らない。けれど、一人の病み上がりで繊細で独りがちな24歳をメタメタに傷つけるには十分だったわけですよ神さま!!

 

 


SZA - Supermodel

(こんなに深刻じゃないけど、今日たまたま聴いていたので、、、)