2028年のこいびと、2018年のしはらい、2014年のおんがく

市原えつこのアルスエレクトロニカの日記を読んでいて、やっぱりこういう生き方はとてもステキだすなあ、なんて暢気に構えているのだけれど、自分の未来はいったいどうなってしまうのだろうか!
普通に会社員してるのか、今後さらに”普通”になるだろうと言われているフリーランス的な働き方をしているのか。なにか物作りを仕事にできているのか、はたまたホームレスか、コンビニの店員か。とっくに死んでいるのか。

どのタイミングで自分の生き方に納得or妥協することができるのか、全然想像つかない。ただ、最近恋人ができたのだけど、その人と結婚を、、みたいな話になったらその瞬間、なにかが決まっちゃったりするのだろうか、と考える。前よりも少しだけ現実味を帯びた想像。

 

土曜日は昼過ぎに起き、お昼を食べながらゴッドファーザーを見る。
バイオレンスな表現や作品にあんまり興味がないので、マフィアとか任侠とかその辺の映画は意識的に避けてるのだけども、さすがにこのレベルの作品だと問答無用におもしろい。アルパチーノ渋くてかっこいいぜ、とか思ってぼんやりしてる自分に少しだけおどろく。

そのあと犬の散歩にいき、一息ついてから六本木へ。
あやさの友達のやまももとチエさんとエイトで辛いチャーハンなどを食べる。最初は挨拶だけの予定だったけれど、流れでご飯に行くことに。つくづく思うのは、現職の営業畑にいる人たちよりも、美大とかの人のがよっぽど仲良くなれるように感じる。人生いろいろ踏み違えてますな。

ちなみ 2人とも(そして、自分たちを含めると4人全員)アプリで恋人を作ったらしい。自分で言うのもなんだけど、時代ですね。10年後の若者はどんな風に恋人や友達を探すのだろう。もしかしたら、自分で探すのをやめているかもしれないね。あるいは、「探す」ことはよいことだ、という風潮が強化され、みんながみんな無茶苦茶に探し合っているかもしれない。 

 

日曜はSocial Innovation Week Shibuyaという、ちょっと意識高めなトークショーイベントへ。それぞれのテーマに沿ったトークショーがEdge ofだったり、ヒカリエだったりで開催されていて、その中から「表現について」(エイベックスの人)→「感覚について」(若手企業家の人)→「都市について」(斎藤精一と元女子サッカー選手と東大で都市作りについて教えている教授)の話を聞きに行く。他にも色々見れそうだったのだけれど、ちょっと疲れてたので、途中で抜けて天下一品で「こってり」を食べるなどする。どれもそこそこおもしろかったです。(感想は割愛)
家に帰りタイカレーを食べ、母からタイ土産のアンコールワッTを貰う。

月曜。クレカの支払いが厳しく、ちょっとどげんとせんといかんな、と家中の入らないモノをかき集め、売りに出かける。
エフェクター類はメルカリに出し、古いiphoneを買い取り業者へ、聴かないレコードの束をディスクユニオンへ持っていき、2万ほどゲット。道のりは厳しい。皆様のご支援、受け付けてますので。

途中、経堂の駅前にいたエホバの証人の資料をもってニコニコ立ちんぼしてる人たち(伝道師という立場になるのだろうか。名刺にエヴァンジェリスト、と書いてあるのだろうか。)に話しかけ、冊子をいくつか貰ってみる。
とても流暢な勧誘を受けるだろうと覚悟していたのだけど、結構しどろもどろというか、あんまりなれていないせいで余裕がなく、話がちっともはいってこなかった。あと良い匂いの香水つけてた。エホバはエヴァンジェリスト・トレーニングセンター(ETC)の設置が急がれるな。
その後家に帰って貰った冊子を読んだり(内容はまあだいたい想像のままです)、餃子とアイスクリームを食べたりする。

 

TED GLOBAL SPECIAL * TOMI LEBRERO (re•cut) from Vincent Moon / Petites Planètes on Vimeo.
Vincent Moon のシリーズで、コレばっかりほんとうに何回も見てしまう。
ポルトガル語は全くわからないので、いったいどんな内容の歌詞なのか、想像することしかできないのだけれど、これだけ切ないメロディーを皆笑顔で歌っているのだからさぞかしステキな事を言っているに違いない。
音楽という営みにがもたらす喜びを、確かに感じることができる。
幸せ〜〜!!

むなしいおんがく

今日は疲れてしまったので、週報+1曲のみ。

金曜日は早く風邪を治さねばと、会社帰りに完全栄養食と名高い家系ラーメンを食べる。
経堂は相変わらずのラーメン激戦区で、最近できた ひじり屋(多分)というお店がそこそこおいしく、駅からも近いのでついつい行ってしまう。
すずらん通りサイドは若干呪われているようで、アイバンラーメン→博多豚骨→べこ太郎も、その向かいのラーメン屋もあっという間に潰れてしまった。

土曜の朝はNetflix水曜どうでしょうを少しだけ見てから、新国立に寄って新宿→五反田へ。楽器屋でacアダプターとギターの弦を買うために新宿へ向かうも、楽器屋に着いた時点で弦のことをすっかり忘れており、一通り眺めてから何も買わずに店を後にする。さらっと書いているけれど、ちょっと酷い物忘れだ。
五反田であやさと落ち合い、二十三夜という少しだけ変わった飲み屋で、変わったハイボールやら、燻製されたポテサラ、ユーリンチーなどを食べる。

日曜は同窓会参加予定だったが、色々と重なってしまいドタキャン。申し訳ない。
14時頃に蕎麦を食べに行き、夕方までだらりと過ごす。
夜は飯島、鈴木とMERLAWのワンマンを見に表参道wall&wallへ。曲はもちろんなんだけど、VJ(というか背景の映像)をちゃんと作っているのが個人的にとても嬉しい。楽曲オンリーで勝負するのもステキではあるが、観客からすれば視覚に補足情報が入ってくるのは、曲の良し悪しに関わらず、ある程度退屈しなくて済む。特にジャズ系のR&B/ポップスみたいな、わりに淡々と演奏するようなタイプのライブと相性が良いのではなかろうか。
アンコールのラストが「The One」なのは予想はしていたけど、思ったよりもエモかった。

その後カレーを食べようか、焼き肉を食べようか、と話ながらたまたまあった俺のフレンチ/イタリアンへ。特に考えなしに入ったのだけれど、ここでもジャズ(?)のライブが始まる。音量が大きくて会話の邪魔だなあ、以外に特に思うところ無く(上手だけれども)、今のご時世ジャズミュージシャンはなかなか厳しいなあなんて思ったりする。
選曲だったりPAのコントロールだったりはプレイヤーサイドに裁量がないのだろうか。

特に思うことが無かった、と書いた直後の訂正でなんだけれど、正直にいって、かなり酷い環境だったと思う。そしておそらく、プレイヤーの人達もそれをわかっていて、ある程度仕方なしに出演しているのだろうな、というむなしい雰囲気を感じた。

空疎な店内に大音量で響くYou Rise Me Upのなんと空しいことよ。それでミュージシャンの生活費がまかなわれていると思うと、仕方ないと思いながらもより一段とむなしい。

 

 


Disco Is (ディスコって)/ Syunsuke Ono (オノシュンスケ)zelone records official


恐るべしzelone records(坂本慎太郎)っていうか、別に恐るべしでも何でも無くて完全に平常運転だけども、毎度毎度このコンセプトと世界観の作り込みはなんなんだろうな。
生楽器だろうとビットの低い打ち込みだろうと、誰が歌っていてもどんなテーマでも、一聴で坂本慎太郎の曲だということがわかるのは当然のように感じるけれど、本当にすごいことだと思う。

ディスコは君を差別しない
ディスコは君を侮辱しない 
ディスコは君を区別しない 
ディスコは君を拒絶しない

なんてステキな場所なんだ、ディスコって。 

ジャス・フィル

鹿の心臓が爆発し、その音に驚いた5次元が海へと流れ出す。海水と混ざる5次元の半分はポークソテーのような形をとり、もう半分は昨日のデートのことを思い出しながらにやついている。それをつつく雑魚の瞳の中でもう一度生きてみよう。もう一度新鮮な瞳を取り戻そう。アルコールに火がつくようにボクの頭髪が少しずつ後退していくのを、君は泣きながら自慢の一眼レフにおさめていく。暗室はキスをするためだけに使っていて、フィルムは買ったことがなかった。「『死』に訓読みをつけるとしたらどうしたい ?」そんな、中2病みたいな質問ばかりする妹とゼルダの伝説を手放さない弟は来年から大学に進学することになった、とまたしても悲しそうな目をした彼女がすねている。彼女は中卒だから、お弁当屋さんでアルバイトをしている。彼女がオーダーを間違えるたびにボクは彼女の長い髪の毛を掴んで怒鳴りつける。そんなことをしたって、どうにもならないのに。

 


金曜日はとにかく早く寝ようと思い、23時には眠った。
湿度になじられ目を覚ますとまだ2時30分。いつもならやっと眠る時間帯だ。
エアコンを除湿モードにしてから、夜電波の川勝さん追悼回を聞きながらもう一度眠ろうと試みるもなかなか眠れず、結局5時前ごろになってからようやく眠りに落ちた。


土曜日はあやさと朝ご飯を食べにWorld Breakfast Alldayというお店へ。
月替わりで世界中の朝ご飯が食べられるというコンセプトで、8・9月はギリシャのご飯でした。チーズが入ったパイ?のようなもの、キュウリ・トマト・オリーブのサラダ、蜂蜜とシナモンをかけたギリシャヨーグルト、イチジク、ぶどうを食べる。

飲み物はざくろジュースを頼んでみた。どれもなかなかおいしかった。

その辺のレストランで食べられないご飯を出してくれる店はそれだけで嬉しいです。多少口に合わなかったとしても、いろんな種類のモノを食べて見るのは自分の中でかなり重要かもしれない。

機会があったら(あとテンションが高まっていれば)虫料理とかも行ってみたい。(かもしれないようなそうでもないような)

料理のクリエイティビティや、著作権、オマージュについてどのように考えられてきたかをまとめた本があれば読んでみたいのだけれど、良い本はありますでしょうか。

 

お店が外苑にあったので、表参道のあたりをぶらっとしてから夕方頃解散し、渋谷のTSUTAYAへ宮崎夏次系のマンガを買いにゆく。

TSUTAYAの上にあるカフェが混んでいたので、道玄坂の上にあるノマド推奨ぽい感じのカフェにいき、購入したマンガを6冊読む。

宮崎夏次系の作品は、絵や設定のぶっ飛び具合と読み終わった後の切ない感じがたまらないので、人に会いたくなってしまい飯島を召喚。

 Hubにいった後、試しに青山蜂に行ってみるも、あんまり良い感じのイベントではなかった。

その後大崎に行き盛り上がる外国人の方々を眺めながらあやさと終電まで飲んでから帰宅。帰ってからゼリーを一つ食べる。

 

日曜は11時頃めざめ、適当にご飯を食べながら『トゥルーマンショー』を見る。
見る前に若干ネタバレを食らっていたが、思ったよりもずっとおもしろかった。

ジムキャリーだからこそ感も感じつつ、ああいう役は日本人だったら誰が向いているのだろうか。

見終わったり食べ終わったりしたのち、Logicで遊びつついろいろとプラグインを試したりしているうちに夜。父親とさとこと経堂にある銚子丸という回転寿司で旨くもまずくもない寿司を食べ、帰り際にかりんと匠にあう。相変わらず仲が良いのだね。


少し風邪を引いてしまったのでプールへは行けず。無念であります。

 

And So We Put Goldfish In The pool - NOWNESS from NOWNESS on Vimeo.


だいぶ前に一度リンクを載せた気がするけれど、再び。
『そうして私たちはプールに金魚を』

「キレイだとおもった」
お祭りから盗んできた400匹の金魚を学校のプールへ放ってみた実際の少女達の死ぬほど退屈な日常に、めまいがするような映像と心臓が高鳴るセリフを詰め込んだ傑作。


なんにもないし、どこにもいけない。でもそこそこ楽しいからまあいいか。生ぬるく、心地良い地方都市の閉塞感とそれに腰まで浸かりながらも、微妙ないらだちを抱える少女達。
金魚をプールにはなった本当の理由はなんだったんだろう。

 

うな牛のある未来と、そうでない未来。


パンダってたべられるのだろうか?

今までにパンダを食べたことがある人間は、どれだけいるのだろう。
みたいな、SNSだったら炎上必至案件について考えを巡らせたりしている。

「動物を絶滅から救う」という行いに若干の疑問を持たなくもない。というとなんだかもの凄くジェノサイドな香りの危険思想にしか聞こえないのだが、なんというのだろうか。


一つは人間が動物を「救う」という行いには、やっぱりキリスト教的な「特別な種である人間としての責任」を果たそうという姿勢を変に感じとってしまう。もう一つはこと動物を含む自然に関しては現状維持こそが絶対に正解という考えになんとなく納得できていない。

かといってどんどん新しい生物を作っていこう!とかWWFの邪魔をしてやろうなんて気は全くないし、人間が汚した自然は人間の手で綺麗にして動物の邪魔をしない、という思考は当然ある。自分の中でもいまいち整理できていないなあ。

 ウナギはおいしくて食べたいけれど、ウナギの絶滅は絶対に避けなければならない。と今になって焦っていて、でもウナギは仮に絶滅から救われたとてまたおいしい蒲焼きにされたり、すきやで牛丼と一緒に提供されたりするだけであって。じゃあ何のために絶滅から保護しなきゃいけないのか、正直よく分からなくなっている。

まさか次の世代にも「うな牛」を残したいから、なんてことは言わないよな。

 


金曜日は雨森に誘って貰いZA FEEDOのリリースツアーを見に新宿MARZへ。
個人的にものんくる目当てだったのだけれど、仕事が長引きギリギリで間に合わず。転換時のミニセットで出てたAAAMYYYとZA FEEDOだけ拝む。ZA FEEDOは音源を聴いてあんまりしっくり来てなく、ライブだと最高なパターンかなと思っていたけれど、あまり印象変わらず。残念。東は髪の毛が、杉谷はヒゲが伸びていた。

 

土曜日は昼頃にだらだらと起きて、姉の引っ越しの手伝いをする。
占い師との相談の末彼氏との同棲を決め、意気揚々と池尻へ越していったのが3ヶ月前。と思ったら、先月の終わり頃、別れたから実家に戻ってくると宣言し土曜日はそれの引っ越し作業でした。念のため給料を要求したがちゃんと受け取れるかは微妙であります。 

夜は渋谷RoomでSoul Matters。なんだかんだ2回目だったけれど前より身内感が薄れていて居やすかった。メンバーがみんなICU卒業生なので、どうしても身内イベントになってしまっていたらしいが、最近は(自分含め)外部の人も流入してきているようで、徐々に一つのコミュニティが形成されている感じがすごくよかった。
1:30頃にかんとコムラちゃんとラーメンを食べに抜けてそのまま帰宅。

この二人(ともう一人いるらしい)は最近一緒に「できればエロを」(https://twitter.com/eroifpossible)というzine的なものを始めたらしくこれがなかなおもしろいです。日本では良くも悪くも性的なトピックスは避けられがちで、特にマスメディア上では今なお皆無に近い。夜7時のテレビ番組でそういう話を扱って欲しいとまでは思わないけれど、どうせ接せざるを得ない話題であれば、そこまで頑なに避ける必要もないとおもうのだけれどな。「教育に悪い」ってクレームがはいるんだろうな。教育ってなんだろう難しいな。
ちなみに、エロは9月1日までコンビニでプリントアウトできるみたいなので、興味ある人はぜひ。

 

日曜は9時頃にめざめ、枕元に置いてあったマンガを読んでるうちに寝落ち14時に起床。遅い。再配達の電話をしてからペペロンチーノを作る。パスタをゆでている間に荷物が届く。オーディオインターフェースが壊れてしまったので、新しいのを買ったのだけれど、来月にしておけば良かったなと後悔。
あんまりおいしくないパスタを食べてから、ジムへ行き筋トレ&水泳。今日はプールがとても混んでいて、若い女性と50がらみのおじさんを見間違えるなどする。

先週、先々週と比較的アクティブだったせいかひたすらに怠惰な日曜を送ってしまった。自分は根が怠惰なので、それを改めて強く意識し続けないとほんとどうしようもなくなってしまう。

 

 


Quazar - Funk N Roll ( Dancin' In The Funkshine )


Soul Mattersで誰かが流していた曲。ジョークリントンを見てからP-Funkに縁がある。というか、P-Funkは避けては通れないものというだけなのだろうか。パーラメントのスピンオフ的な感じらしいです。ごきげんだ。

 


Mime - Driftin'(Official Music Video)


これもSoul Mattersで流れてたやつ。
showmoreとかざっくりその辺のバンドという感じ。アーバンソウルでもポップ。
シティポップブームの次は(今”ブーム”て打とうとしたら自動変換んでTHE BOOMと出てきてちょっと気持ちがくじけそうになってしまった。)アーバンソウルポップス的な音楽よ流行れ!!と念じ続けていたので、少しずつものになってきている気がして嬉しい。別にボクの念が作用したわけではないが、、、。