表の裏はなんでしょう。

”トランポリンがしたい”と、20代の8割強が考えているはずである。

その証拠に、僕はトランポリンを見かけるたびに、「トランポリンがしたいな〜」と思う。割合で言えば、十割ほどになる。

ちなみに十割そばを百分率に直すと「100%蕎麦」だ。これじゃあ恥ずかしくて、とてもじゃないけれど注文できない。

さらに言えば100%オレンジジュースは「十割オレンジジュース」になる。

まちがえた。「十割オレンジ十ス」だ。まあ、これに関しては、僕もあんまりぴんときていない。表の裏はまた別の表なのである。

 

みんなのスーパーラブリーこと滝川クリステルの「O・MO・TE・NA・SHI」をよく揶揄って、「東京オリンピックには”表がない”から裏ばかりだぁ〜!」ってはしゃいでるおじさんが多いけれど、表がなければ裏もないだろうと思わずにいられない。

「いやーこのトランプね、裏はちゃんとあるんだけどね、じつは表がないのよ〜」

とかならないだろ。なにがあるんだ、”無”か。それともこっちも裏だってのか。

十割裏トランプ。新手の忍者大統領に違いない。

あと、滝川嬢(この呼び方を真剣につかっているのはおそらくオーバーフィフティのみだけども)を揶揄るとき、「オ・モ・テ・ナ・シ」って書かれがちだけど、あのスピーチの発音は完全にアルファベット表記だろう。

 

ガイジンさんにカタカナは通じにくいのである。