The Great Journey(上野はつ)

今週はなんというか、これが節目になると嬉しいな、と思う終末だった。

金曜の夜は会社を出た後六本木のTOHOで『グレイテスト・ショーマン』を見た。
ストーリーは特にどうということはないけれど、感動どころが全く判らず。主人公がひたすら野心家なだけであって、それ以上でもそれ以下でもない。なんだろう、「オレも野心家だから共感するわ〜」って感じなのか。それともフリークス(劇中に登場する歌って踊れる変わり者達)に移入するところがあったのかな。ミュージカルなのでストーリーはどうでもいいのだけれども、肝心の音楽が微妙すぎて驚いた。ヨーロッパを代表するオペラ歌手が出てきてセリーヌディオンみたいな曲を歌いだしたのは斬新でおもしろかったです。


嫌いなトーンの作品だなってことはティザーの段階からなんとなく判っていたけれど、filmarksとかtwitterのレビューを見てると、「ストーリーは微妙だけど、音楽とダンスが最高過ぎました!!」みたいなコメントで溢れかえっていたので、みんなああいうのが好きなのか、とその点に関しては発見があってよかった。アナ雪のレリゴーとか、みんな雰囲気で盛り上がっているだけだと思っていたけど、そうじゃなかったみたい。本当に良い曲だと思って聴いていのだな。

 

土曜は英語のお勉強のあと、たまたま目に入ったビレッジヴァンガード・ダイナーでハンバーガーとオニオンリングを食べたら2000円もして驚いた。今週は驚いてばっかりだ。
その後大谷さんと合流し「科学技術未来館」に行き、閉館までの1時間半だけ楽しむ。ゆりかもめで新橋に戻り銀座まであるく。たまたま資生堂のギャラリーでやってた蓮沼執太の展示やらを見た後(蓮沼フィル入りたい)、銀座線で上野へ。銀座で食事できるほどリッチじゃありませんで悲しいような安心するような。たとえお金に十分な余裕があっても、銀座でディナーとしゃれ込むのは年に一度とかでも多いですな。
上野の居酒屋のうるさすぎてちょっとすごかった。若者よりも年配者の方が声が大きいのです。多少嫌なこと(うるさいのが嫌な訳じゃ無いけれど)もたまには良いですな、といった感じ。そのあと喫茶店に移動し、(ここもまた喫茶店の割にうるさい)解散。不忍池を眺めながら湯島まであるく。

 

日曜はちょっと驚くほどぐーたれてしまった。今週は驚いてしかいないなあ。
11時頃めざめ、ぐだぐだしたのち焼きうどんのようなモノを作り、気づくと13時。この気づくと○時というのが恐ろしいものです。その間なにしてんのって、ほんとに主体的には何もしていないに等しいので、恐ろしきNETFLIX。その後いぬを散歩につれてって上げよう、と思いながら30分くらいウトウトしてしまい(食後はねむいよね)こんどこそ!とシャワーを浴びるもそのままベッドに倒れ込み、犬と一緒に1時間くらい再ウトウト。目覚めた後もイマイチ頭が覚醒しないが、日曜日はジムへ行かなければならないので、(なんせ毎月8000円も支払っていますので。)頑張って泳ぐ。帰宅後夜ご飯を食べ、再びNETFLIXでパシフィックリムを見る(たのしい)と気づけばこの時間です。

 


ついに来たキリンジ


キリンジ - Drifter

キリンジファンの中では、エイリアンズと対比されることが多い名曲。エイリアンズは弟の曲で、こっちは兄の曲。 MVも少し似ていたりする。サビの頭で平然と「鬱」って単語を使えたり、こどもの泣く声が踊り場に響いていたりさすがとしか言えない表現力。(雑ですね)そして最後の「ムーンリバーを〜」の下りがあまりに秀逸なのです。この瞬間のためにそれまでの4:30が存在しているといっても過言ではない。エイリアンズがヒットした人は必ずはまると思います。

 


KIRINJI - The Great Journey feat. RHYMESTER

こっちはKIRINJI feat.ライムスターです。
種としての人類の進化・繁栄と、円山町のラブホテルに向かう恋人達が円環の中でつながっている、というなんというか非常にわかりやすくも、良い曲。いやもう単純にかっこいいですな。ヒップホップとして聴けるかと言われると、「いやそうじゃないんだ、これはスチャダラと一緒で、、」といった感じだが、つまるところ非常に好み。
僕も君も、人類の偉大なる旅路の途中にいるのだ。