むなしいおんがく

今日は疲れてしまったので、週報+1曲のみ。

金曜日は早く風邪を治さねばと、会社帰りに完全栄養食と名高い家系ラーメンを食べる。
経堂は相変わらずのラーメン激戦区で、最近できた ひじり屋(多分)というお店がそこそこおいしく、駅からも近いのでついつい行ってしまう。
すずらん通りサイドは若干呪われているようで、アイバンラーメン→博多豚骨→べこ太郎も、その向かいのラーメン屋もあっという間に潰れてしまった。

土曜の朝はNetflix水曜どうでしょうを少しだけ見てから、新国立に寄って新宿→五反田へ。楽器屋でacアダプターとギターの弦を買うために新宿へ向かうも、楽器屋に着いた時点で弦のことをすっかり忘れており、一通り眺めてから何も買わずに店を後にする。さらっと書いているけれど、ちょっと酷い物忘れだ。
五反田であやさと落ち合い、二十三夜という少しだけ変わった飲み屋で、変わったハイボールやら、燻製されたポテサラ、ユーリンチーなどを食べる。

日曜は同窓会参加予定だったが、色々と重なってしまいドタキャン。申し訳ない。
14時頃に蕎麦を食べに行き、夕方までだらりと過ごす。
夜は飯島、鈴木とMERLAWのワンマンを見に表参道wall&wallへ。曲はもちろんなんだけど、VJ(というか背景の映像)をちゃんと作っているのが個人的にとても嬉しい。楽曲オンリーで勝負するのもステキではあるが、観客からすれば視覚に補足情報が入ってくるのは、曲の良し悪しに関わらず、ある程度退屈しなくて済む。特にジャズ系のR&B/ポップスみたいな、わりに淡々と演奏するようなタイプのライブと相性が良いのではなかろうか。
アンコールのラストが「The One」なのは予想はしていたけど、思ったよりもエモかった。

その後カレーを食べようか、焼き肉を食べようか、と話ながらたまたまあった俺のフレンチ/イタリアンへ。特に考えなしに入ったのだけれど、ここでもジャズ(?)のライブが始まる。音量が大きくて会話の邪魔だなあ、以外に特に思うところ無く(上手だけれども)、今のご時世ジャズミュージシャンはなかなか厳しいなあなんて思ったりする。
選曲だったりPAのコントロールだったりはプレイヤーサイドに裁量がないのだろうか。

特に思うことが無かった、と書いた直後の訂正でなんだけれど、正直にいって、かなり酷い環境だったと思う。そしておそらく、プレイヤーの人達もそれをわかっていて、ある程度仕方なしに出演しているのだろうな、というむなしい雰囲気を感じた。

空疎な店内に大音量で響くYou Rise Me Upのなんと空しいことよ。それでミュージシャンの生活費がまかなわれていると思うと、仕方ないと思いながらもより一段とむなしい。

 

 


Disco Is (ディスコって)/ Syunsuke Ono (オノシュンスケ)zelone records official


恐るべしzelone records(坂本慎太郎)っていうか、別に恐るべしでも何でも無くて完全に平常運転だけども、毎度毎度このコンセプトと世界観の作り込みはなんなんだろうな。
生楽器だろうとビットの低い打ち込みだろうと、誰が歌っていてもどんなテーマでも、一聴で坂本慎太郎の曲だということがわかるのは当然のように感じるけれど、本当にすごいことだと思う。

ディスコは君を差別しない
ディスコは君を侮辱しない 
ディスコは君を区別しない 
ディスコは君を拒絶しない

なんてステキな場所なんだ、ディスコって。