転がる魚を捕まえろ

「アメリカの飯はまずい」とはよく聞く話だが、まさか世界一の大都市ニューヨークまでもがその通りだとは思っていなかった。

勿論、物凄くちゃんとしたところで食べれば、それなりに美味しいのだろうけれど、全体のアベレージの低さは衝撃的だった。

マクドナルドでさえ、少しまずい。

日本のマクドナルドと比べ、バーガーやポテトは大して変わらない。

しかしナゲットが違うのだ。

妙に薄くて、パサついている。

バーベキューソースも甘々であ。

勿論味覚の好みがあるのだろうけども、(あと唾液量とか)「日本のナゲットの方が旨い」とハッキリと申し上げることができる。

そして、スパゲッティがデロンデロンだ。デュランデュランではない。とても柔らかいのだ。アメリカには"アルデンテ"という言葉が伝わっていないのだろうか？それとも「髪の毛一本分の芯を残す」みたいな繊細ぽいことを言われると初めから諦めてしまうのだろうか？アメリカ人はもう少し細やかさを覚えたらいい。

それに比べて日本はどうだ。

吉野家に入っても、箱根そばに入っても(富士そばは置いておこう)、大戸屋に入っても、せいやに入ってもそこそこに旨いではないか。

あー美味しかった！とまで言わなくとも、「不味すぎる！！！！二度と来てやるものか！きー！」と叫びたくなるような店がどれだけあるだろうか。

強いて上げるのであれば、歌舞伎町のぼったくり居酒屋ぐらいかもしれない。

しかし恐るべきことは、「肉がこれっぽちしか入ってない」とか、「これで2万は高すぎる」という事はあっても「不味すぎる」とはならないのだ。

ぼったくりをもってしても、味はそこそこだ。

一体何がどうなっているのか。わけがわからない。

あ、でもフィッシュ&チップスに関してはいつまでたってもしっかりしたチェーン店ができないね。

Hubで食べたやつも、モーションブルーヨコハマで食べたやつも美味しくなかった。日本人向けにチューンナップされてるのかもしれないけど、美味しくない。フィッシュ&チップスに関しては日本は後進国です。

フィッシュ&チップス後進国 日本

これ以上フィッシュ&チップスから遠ざかって行くわけにはいかない。

今こそ立ち上がる時だ。

こんな所にビジネスチャンスが転がってるぞ。