麺を巡る、小麦粉、塩、そして水の話。
3連休でした。
まだ1日残っているけど、2日消化するともう終わったような気がしてくる。
でも、3連休の効能は休みが3日間続くことだけじゃ無い。
次の週の平日が4日間になるのだ。
個人的には、これが結構嬉しい。
そんな3連休初日の夜は、また一人で渋谷の
The Roomに行った。
しっかりは調べなかったから、
またおかしな感じになっているのではないか、
と不安だったけれど、今回はとても楽しかった。
ぼくは、Roomのことを、
かなり小さいタイプのライブハウスだと、
勝手に思っていたんだけど、なんていうかまあこれが、
クラブ
なんですね。
クラブ
クラブ
クラブ!!!!!!
気づいた時にはすでに手遅れでした。
室内にいる全員がDJの手のひらで、文字通り踊らされていました。
というより、自主的に踊っていました。
大音量の音楽、慣れないステップト、アルコールのせいで、
いつのまにかぼくもひとりで気持ち良くなっていました。
クラブって言っても、ちゃらちゃらパーリーピーポーズが行くような感じではなく、
ひたすら良い音楽が鳴っているだけで、
ナンパやらなんやらが起きるような場所じゃ無かったので、
へんな疎外感も感じずに素直に楽しかった。
( こういうところだったよ の図)
さらに言えば、TheRoomは脱クラブ宣言までしていたので、
(どれだけ意味があるのかは別として)厳密にはクラブじゃく、”タマリバ”なのだそうだ。
タマリバ
大学の頃で言えば、部室やスタジオがそれにあたっていた。
ステキな例えだと思う。
大人になっても、心のなかでは、たまり場を求めているんだよねきっと。
授業をサボって、だらだらしていたように、会社をサボるまでは行かずとも、
休日前夜は飲みながら誰かとお喋りしていたいはず。
それはリアルなつながりにとどまらず、SNSを通じたつながりも一緒だよね。
今の世の中ではそっちの方が、多いのかもしれない。
仮面舞踏会の会場に住み着いてしまう。
それが良いことなのか、あまり良くないことなのか、わからないけど、
そうなっている、としか言えない。
いや、悪いことなんてあるのか。
そうだ、僕はクラブに行って、DJとライブを見て、踊って、帰ってきたんだ。
その話だ。
「クラブに行ったくらいで、なにが言いたいのかわからない!」
という人もいると思うけれど、クラブで踊るというのは、
やったことのない人からすれば、
なかなか勇気のいることなんですよね。
(つってもライブをみながらユラユラくらいはいつものことなので、やっていることはあんまり 変わらないん だけども。)
というか、積極的に忌避したい事案だよね。
( 河原ナインのみなさま の図)
「日本人は、基本的には自由に踊ったりするのが苦手で、逆に、なにか振り付けが付いていてみんなで合わせて踊ったりするのは大好きだし、得意だ」
って菊地成孔が言ってたけど、
コレばっかりは本当にその通りとしか言いようがないと思っていて、
まあ僕も本当に典型的な踊りに対する日本人としてのメンタリティを持っているからなんだけども。
今回の件によって、また一歩、解消することができたのでした。
正直に申し上げまして、結構気持ち良かったです。
前に友達に誘われるがままに行ったイベントは、
その友達の大学の身内色が強かったことが気になったのか、あんまり楽しくなくて、
「けっ!クラブなんてよぉ!」とか思ったんだけどな。
もう無理矢理総括すると、物事には良い麺も悪い麺もあるということ。
武道家にいきたいなあ!!!