宗教に関するいくつかの興味と今週のできごと。

ついに夏休みが始まってしまったのだが、証明写真を撮るとか、エアコンの修理を呼ぶとか、小さい予定が点々とあるだけなのが非常に残念。
毎年毎年どうして学習しないのか、自分でも不思議で仕方ないのだけれど、もっと前々から予定を立ててお金を貯めて、っていうのが全くできない。
8月12日までの間、暇している人いたら声かけてください。


twitterにも少し書いたんだけど、イスラム教の過激派の人たちに密着取材した番組が何日か前にBSでやってて、文字通りのカルチャーショックを受けた。
彼らはアッラーの御心によって死ぬことが幸せである、と寸分の疑いもなく、当然のこととして考えている。(「信じている」って表現だと、わずかにでも疑う余地があるから強い意志をもって信じる必要がある、という風に思えるので「信じている」というより、「考えている」と言う方が良いなと思ったという「余談」)
そんな考えなので自爆作戦への参加志願者は後を絶たず、何百人という〈若者〉が順番待ちをしており、作戦への参加が決まった者は本気で幸せそうな表情をしていた。

 

ハッキリいってもう全然わからない。ここまで理解できない事柄が地球上の同じ時間軸に存在していることが面白すぎる。
ただ、アッラーだろうがキリストだろうが大川隆法だろうが、信仰対象のために死ぬことを僕は否定できない。自分の命は自分のものなので、安楽死でも自殺でも、どうやって死のうがそれが本人の意思である限りは尊重されるべきだと考えている。もちろん、他者を直接傷つけないという前提はあるけれど、例えば家族が悲しむだとか電車が遅れるだとか、そういうレベルの話であれば僕は口を挟みたくない。

 

自爆テロは許されるべきではないが、命を投げ出すまでの信仰心がどのように形作られていくのか、というのはとても興味深い。お参りとか、ミサとか、瞑想とか、婚前交渉しないとか、豚を食べないとか、割礼とか、生け贄とか、神さまのために〈人によって〉作られたあらゆる戒律や習慣は基本的に合理的じゃない。
おそらく誰かが何となく決めて、とりあえず紙に書いて残したらら皆がちゃんと守ってくれてる、みたいなフローでできあがったルールが殆どなのだろう。やっぱり口伝えだとうまくいかないから。エビデンスってやつですな。

あとあと一番気になっているのは、特定の信仰対象をもつ家族などの文化圏に生まれて、なんの疑いもなくその神様を信じている人と、後天的というか無宗教(あるいは他宗教)だった人が後から信仰を始めるのとでは、どれくらい信仰心に違いが生まれるのか、ということ。
あと日本みたいな宗教色の薄い環境で育つと、信仰を始めたタイミングにかかわらず、どうしても神様に対して懐疑的になってしまうんじゃないか、というところ。
いろいろ気になることが多すぎるのでまずは本を読んで、機会があれば色々な宗教に属する人たちと話がしたい。


金曜日は仕事の後会社の人と少しだけ飲んでからカンの家にいき、しんごと3人でだらっとしてから床で寝る。一人暮らしの友達の家の床で寝るのが久々すぎたせいか、思ったよりしんどくなかった。仕事の方がしんどいからな???

 

(土曜日)その後、朝の8時頃家に帰っておふろに入ってからZOZOSUITで計測を行う。なんろ股下の長さが平均マイナス10cmという結果で、相当落ち込みました。
言われてみれば、短いな、足。そのまま起きてようと思っていたのだけど、寝落ちてしまい、なんと3週連続で英会話寝バックレでした。−99999999点。悔い改めねばならぬ。
昼過ぎに起きてだらっと過ごしてから、あやさとAudio Architectureへ。コーネリアスの同じ曲を20回くらい聴きつづける展示なんだけど(完全に説明不足)、刺激→発見→解決までがワンパッケージになっていて、とても楽しかった。なにより先にあげたコーネリアスの曲が全く飽きないどころか、美術館を出て5分後には忘れてしまうようにできていて死ぬほど感心した。その後三茶のjoesbar2号(多分)に行き、おいしいご飯とお酒などをいただく。おいしい食事は何よりの救いです。

 

日曜日は朝からNETFLIXを見るなどしてダラつく。部屋のエアコンが壊れてしまったので、修理業者を呼ぶも、来るのは3日後。さあどうする。
夕方から若柳宮の第5講へ。今回のテーマは「発注」について。相変わらず実践的で直接の学びにはならないけれど、こと発注に関してはわりと接しているところではあるので、面白い。というか若林恵トークのおもしろさが6割か。

1時間ちょい見てから途中で抜けて、青山ゼロにてスパンクハッピーを見るwithかん。菊地成孔が40分ほどDJをしてからスパンクスのライブ、という流れ。人口密度が高すぎてとにかく暑かった。最近汗だくライブが多くてなかなか辛い。ライブハウスやクラブの空調を整えるのはやっぱり難しいのだろうか。
その後渋谷のメキシカンダイナーみたいなところでフィッシュアンドチップスやピザを食べ、解散。

 


インターナショナル・クライン・ブルー / SPANK HAPPY


スパンクハッピーがざっくりこんな感じで、「菊地さんがめちゃくちゃダサくて気持ち悪い」と、「隣の女子がかわいくて良いかもしれない」、みたいな感情が6:4くらいで入り乱れる口パク公認エレクトロポップスの先駆け。左で歌って踊る旧相方の岩澤瞳という女性に、死ぬほど憧れるメンヘラ女子たちが沢山いたとかいないとか。いまは相方が小田朋美に変わってもう少しヘルシーな感じに。「鬱フェスはアウェイ。なぜなら俺は鬱じゃなくて神経症だったから」とのこと。